海外発送のノウハウ

目 次


フランスのバイヤーが購入してくれたら・・・

APO・FPOへ発送する前に・・・

X(エックス)線検査への対処方法




デジコードを確認しましょう!

France

フランスでは、集合住宅に入るのにデジコード(Digicode)という番号が必要な場合があります。
フランスの集合住宅は、日本と違ってポストも建物内にあります。
そのため、荷物を届けるだけでなく、不在票を投函するのにもデジコードが必要となります。
デジコードが必要な住所なのに記載がない場合に、受取人が不在だと電話での連絡がされますので、電話番号は必須となります。

デジコードについてインターネットで検索すると、下記のような賛否両論があります。
  • 送り状にデジコードを書かなくてよい。という意見
  • 送り状にデジコードを書いてはいけない。という意見
  • 送り状にデジコードを書いた方がよい。という意見
  • 送り状にデジコードを書くべきだ。という意見

これらの意見のお陰?で、フランスへ商品を送るには?と悩んでいる人から相談をいただきました。
「送り状にデジコードを書かなくてよい。」という意見の多くは、デジコードを書かないことでトラブルになったことがない、もしくは個人的なやりとりで、トラブルになってもすぐに解決することができるような「商売」で商品を送っていない方が多いようです。

ちなみに「送り状にデジコードを書いてはいけない。」の場合は、戸建て住宅であれば納得できますが、「個人情報だから・・・」という理由の場合は、スルーしてもいいと思っています。私たちは、商品を販売して無事に購入者へ届ける「責務」があるからです。
「送り状に書いた方がよいという意見」の多くは、デジコードを書かなかったことでトラブルに見舞われ、解決に苦労した経験をお持ちの方、「あー、あの時書いておけば・・・」という私と同じ経験をしている方が多いようです。

また、クロノポスト(フランスの民間宅配業者)の悪い評判を聞き、確実に届けるために書いている、という方もいました。
(余談ではありますが、クロノポストはトラブルが多く、あまり評判がよろしくないようです。やっぱり、日本の宅配便の方と比較したら「天と地」の差です。日本に生まれ育って本当に良かったと心からそう思います。)



では、「どれを選択すべきなのか?」



私たちは、これが「最高の選択」だと思っています。

  1. バイヤーにメールしてストレートに聞く
  2. Google mapでフランスの住所を検索する

この二つを実行すれば、どんな意見を聞いても悩むことはほとんどありません。それでも、悩む人は私に相談してください。ただ悩みを聞くことしかできませんが・・・

Googole mapで検索後、航空写真表示かストリートビュー機能を使うことで集合住宅か一戸建てか確認ができます。
参考リンク:Google マップでストリートビューを使用する

では、バイヤーさんの住まいが集合住宅であれば、以下のようなメッセージを送ります。

メッセージ例:
Thank you for buying the item!
Does your residence need a “Digicode”?
If you want, please tell me your “Digicode”.

あとは、バイヤーさんからの返信を待って発送をしましょう。

参考リンク:日本郵便 | フランスあてEMSの送付について



国内の米軍基地に発送する場合

usa

最初に結論を言いますと以下の4点です。

  1. 住所にAPOまたはFPOが含まれていたら、バイヤーに基地番号と住所に間違いがないか確認する。
  2. 送り状をeパケットで作成する。
  3. 送り状の料金欄を定形外郵便の郵便料金に書き換える。
  4. 郵便局窓口で国内の米軍基地に送ることと、海外の送り状だが定形外郵便で発送することを伝える。

解 説

ebayで販売を行っていると、住所にAPOやFPOが含まれている宛先へ送ることもあるかと思います。
このAPOとFPOは米軍基地のことを指しています。

  • APO = Air Force Post Office(空軍郵便局)
  • FPO = Fleet Post Office (米国海軍郵便局)

米軍基地への発送は、特殊な発送となります。
まず、どの国の基地でもUSA宛になります。日本国内にある米軍基地の場合でも、上記の対応が必須となります。

また、米軍基地にはそれぞれ基地番号が振られているため、送り状に記載する宛先には基地番号を含める必要があります。同じ住所でも所属が違うなどの理由で、基地番号が違うこともありますので、しっかりと確認しましょう。

インターネットで検索すると一応出てきますが、最も間違いがないのは、バイヤーさん本人に確認することだと思います。
というのも、インターネットで検索して出てくる情報は、必ずしも正しいわけではない。そして、その情報がいつのものなのか不明な場合、とても古い情報で現在とは異なる可能性もあるからです。

送り状作成までの流れを整理しましょう。

  1. バイヤーの住所を確認する。
  2. 住所にAPO又はFPOが含まれていたら、バイヤーさんに住所に間違いがないか確認のメッセージを送る。
  3. 確認が取れたら送り状をeパケットで作成する。

※APOやFPOの記載があるのに、5桁または9桁の数字がない場合は、必ずバイヤーさんに確認してください。

送り状が作成出来たら、次は発送手続きをおこないます。
前述の通り、在日米軍基地は日本国内にあるけど、アメリカに発送する形になっている、という複雑な状況です。なので、発送手続きも少し複雑です。

eパケットで送り状を作成していますが、そのまま発送すると日本からアメリカ本土に送られてしまいます。そして、住所には日本の地名が書いてあるため、宛先不明で帰ってくることになってしまいます。

そうならないように「ご注意」ください。

※地域によっては、郵便局員さんがこのことを知らない可能性が高いです。ですので、「優しく」担当する郵便局員さんに伝えて、対応してもらいましょう。



X線はフィルムの大敵!

xray

飛行機に乗るとき、金属検査と手荷物のX線検査があります。X線検査は、荷物を発送した時も同様に行われています。

そのため、未使用のカメラ用フィルムなどが、X線検査を行われると「困る」ので発送する時には工夫が必要となります。

これらの対策用グッズとして、X線防止袋などもあります。
しかし、X防止袋の利用はお勧めしません。単純に輸送コストが膨らむことが一番の理由です。無料で提供されたら使うかもしれませんが・・・

私たちは、幾度となく下記内容のメッセージを「送り状」に手書きして、コストをかけることなくバイヤーさんに「未使用のカメラ用フィルム」を送っています。

メッセージ例:
There are photographic film.
Would you inspect them by hand?

この方法は、海外旅行などで飛行機に乗るときに、手荷物としてフィルムなどを機内に持込むのにも有効です。
その時には、該当する物を透明な袋にまとめて入れておき、メッセージを書いた紙を張ってわかりやすくしましょう。